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-北朝鮮難民の人権侵害と、その解決に向けて- 国際共同記者会見が開かれる

 加藤事務局長の拘束事件後、北朝鮮人権問題に関するさらなる国際社会へのアピール、里子救援に対する国際社会の支援、金今男氏救出の国際的救援を目的として11月27日、共同記者会見がもたれた。また、UNHCRが適切な役割を果たさず、中国側に対する法的な優位性があるにも拘わらず、その権利を行使していない点のアピールがあり、Tarik Radwan氏が法的な根拠などについて説明した。日本外国特派員協会にて開かれた会見には海外大手メディアを中心に約150名の記者たちが集まり、北朝鮮難民問題に対する大きな関心の高まりをみせた。この会見にあわせ、米下院議会政策委員会のクリストファー・コックス議長、ジョセフ・ピット米国議員、米国防衛フォーラム基金のスザンヌ・ショルテ会長、Helping Hands Korea のTA・ピーターズ氏らが賛意を表すそれぞれのメッセージを寄せてくれた。

 

共同声明

 

 私たちはここに、北朝鮮難民たちを非合法な手段で送還することによって、彼らの存在の排除を行っている中国を非難します。中国政府が世界市民の一員としてこの非合法な行いを即座に停止し、国際法に基づきこれら北朝鮮難民たちに対する保護責任を履行することを要求します。中国はこれら難民に対し庇護を与えなければならず、また国連難民高等弁務事務所(UNHCR)に対しても妨害することなく難民たちに接触できるよう取り計らわなくてはなりません。

 

 またUNHCRに対しては、自らに与えられた使命を果たすべく北朝鮮難民たちを保護すること、そして自らに与えられた権利を行使することによって事態調停のために必要なすべての行動を取ることを要求します。

 

 重ねて、中国国内の北朝鮮難民たちに関し、使命に則った対応を怠っている現在のUNHCRに対し、UNHCRに関与しているすべての国連加盟国が疑問を呈するよう訴えます。

 

 さらに私たちは、心あるすべての国連加盟国が自らの自由裁量権のもと可能な限りのあらゆる手段を用い、中国とUNHCRの両者が既定事項を遵守するよう働きかけることを強く求めます。

 

*ウィリー・フォートレ (国境なき人権/Human Rights Without Frontiers)

*タリク・M・ラドワン (弁護士、Jubilee Campaign USA)

*ノルベルト・フォラツェン (ドイツ人医師、人権運動活動家)

*キム・サンホン/ド・ヒユョウン (元国連職員で人権運動活動家/人権市民連合)

*加藤博 (北朝鮮難民救援基金)

 

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